25 May 2012

DCHでアバド鑑賞♪

今年も楽しみな季節がやってきたぞ~♪

ってことで、ベルリンフィルのDigital Concert Hallでアバドの演奏会を鑑賞しました。

2012年5月11日
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウディオ・アバド

アンネ・ソフィー・フォン・オッター, イザベル・ファウスト
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ロベルト・シューマン
《ゲノヴェーヴァ》序曲

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アルバン・ベルク
アルテンベルク歌曲集
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メゾソプラノ)

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アルバン・ベルク
ヴァイオリン協奏曲〈ある天使の思い出に〉
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)

――――――――――――――――――――――――
ロベルト・シューマン
交響曲第2番ハ長調

――――――――――――――――――――――――

昨年も演奏会の直前にプログラムの変更がありましたが、今年もシューマンの交響曲が3番から2番に変更されました。

ステージに颯爽と登場したマエストロは、幾分疲れているようにも見受けられましたが、ゲノヴェーヴァの序曲でいつものアバドならではの指揮ぶりが見られてまずはほっと一安心。

ジルヴェスターコンサートのシューマン・ガラでアバドのシューマンに虜になったのはもう18年前のことかぁ・・・なんてことをしみじみと噛みしめながら、祝典的な雰囲気で盛り上がる曲の終盤でジーンと感動が込み上げてきました。

リズムの切れが良く、威勢のいい攻撃的な演奏にアバドを感じて嬉しくなります^^。

コンマスは樫本さん。パユ、フックス、ドールなどの顔ぶれが揃うアバドシフト。
オーボエはマイヤーではありませんでしたが、どことなくシェレンベルガーを思わせる音色で結構気に入りました(あの方は団員なのでしょうか?)。

ベルクのアルテンベルク歌曲集では、オッターがステージ衣裳ではあまり見かけない可愛らしいプリント柄のブラウスに白いパンツ姿で登場しました。

昨年の「大地の歌」で久しぶりに共演して「来年も頼むよ」ってな約束を交わすのかなぁ?coldsweats01

ヴァイオリン協奏曲ではアバドと同曲の録音もしているイザベル・ファウストが持ち前のセンスを活かした美しい演奏を披露。

昨年のフェスタ・サマーミューザでブリテンを聴いた時も感じましたが、イザベルの弾き姿はカッコいいっすね。

シューマンの交響曲2番は、冒頭の美しい弦に思わず泣けてきました。
そして、アダージョがまた素晴らしい・・・。
期待以上でしたsign03

アバドのシューマンはやっぱり大好きheart04

マエストロ独特の表情も健在です。

曲が終わると客席からは大歓声が沸き、アバドがパユと主席オーボエを立たせると指笛が鳴りました。

大喝采はしばらく続き、マエストロは何度もステージに呼び戻されましたが、このプログラムでこれだけホールを熱狂させてしまうアバドはやっぱりすごい!

マエストロ、今年もベルリンで素晴らしい演奏をありがとうございます。そしてお疲れ様でした。

あー、私もアバドのライブでまた熱くなりたいよーぅsign01

(画像は後日アップする予定です。たぶん^^;)

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22 January 2012

METライブビューイング ~ 《ファウスト》

METライブビューイングで 「ファウスト」 を観てきました。

 グノー《ファウスト》

 指揮: ヤニック・ネゼ=セガン
 演出: デス・マッカナフ

 【主なキャスト】
 ファウスト: ヨナス・カウフマン
 メフィストフェレス: ルネ・パーペ
 マルグリット: マリーナ・ポプラフスカヤ
 ヴァレンティン: ラッセル・ブローン
 シーベル: ミシェル・ロズィエ

 [MET上演日 2011年12月10日]

   (2012年1月15日 / 109シネマズ川崎)

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MET.L.V.初体験ですsign01

やっぱり最初に観るならカウフマンが出演する演目を・・・ということで、今回の 「ファウスト」  を心待ちにしていました。

スクリーンには開演前の客席の様子が映され、自分もそこにいるかのような気持ちで見始めることができました。

指揮は若手のカナダ人、ヤニック・ネゼ=セガンです。

第1幕冒頭。
老いたファウスト博士の心情を切々と歌うカウフマン。

そこに、メフィスト役のパーペが登場し、二人が肩を並べると、この豪華キャストに嫌でもワクワクせざるをえません。

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第2幕のヴァレンティン(ラッセル・ブローン)による 「出征を前に」 とそれに続くメフィストの  「金の子牛の歌」 は圧巻でした。

パーペは手から炎を出したりステッキから花を出して見せたりと、歌以外にも凝った演出で悪魔らしさを醸し出していました。しかも、すべて自然でそれはもうマジシャン並みcoldsweats01

個人的に気に入ったのは、ズボン役のミシェル・ロズィエ。
キリッとしていてかわいかったです。

ポプラフスカヤは、昨年の来日公演の 《ドン・カルロ》 で聞いた時は、代役だったこともありあまりインパクトを感じませんでしたが、今回は気合いの入った歌声を聞かせてくれました。

3幕のファウストのアリア 「この清らかな住まい」 とマルグリット 「宝石の歌」 も素晴らしかった。

それにしても、やっぱりこのストーリーには馴染めません。
どうしてマルグリットだけがそこまで辛辣な言葉を浴びせられて責められなきゃならないのか、もとはといえば悪いのはファウストと悪魔だろ!と、単純でアホな私はつい苛立ってしまうほど納得がいかんのです。

おまけに、マルグリットが赤子を殺めるシーンも見方によっては生々しくて "ここまでやるか" と思いました。
実際の舞台と違って、そのシーンの映像がアップになるので尚更なのかもしれません。

ワルプルギスの夜の魔女たちの饗宴シーンはかなり不気味でした。

それでも、やっぱりMET。
スクリーンでさえも質の高さを十分感じました。

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幕間の休憩では、特典映像として J.ディドナートによるテンポのいいインタビューkaraokeで、実際に直前まで舞台で歌っていた出演者たちのその時の生の声を楽しむことができます。

1回目の休憩では、カウフマンと演出家のマッカナフそれからポプラフスカヤが、2回目の休憩ではパーペと指揮者のネゼ=セガンのインタビューがありました。

カーテンコールでは、パーペとカウフマンが大きな拍手喝采を受け、演出家のマッカナフにはブーイングが飛んでいました。

もともとマルグリットを歌うはずだったゲオルギューはこの演出が嫌で降りたとか、カウフマンも今回の役作りには苦労したとか、様々な噂を耳にしますが、終わってみればパーペとカウフマンの存在の大きさを物語っているかのような内容に満足。

なんてったって、昨年フラれ続けたカウフマンにようやくスクリーンで会えたんですから、それだけでもう十分なんですけどね(@^^@)。

カウフマンとパーペの黒のタキシード姿は超カッコよかったっすheart02

それにしても、ライブビューイングは予想していた以上に集中できて楽しめました。

音量がデカ過ぎて最後はうるさく感じてしまった点を除けば、字幕も映画と同じ位置だから見やすかったし、何よりも映画感覚で気軽にチケットを取って観に来ることができるので、また気になる演目があったら是非足を運んでみたいと思います。

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今年もよろしくお願いします^^

って、気がつけば1月ももうとっくに後半に突入していて、今さら新年のご挨拶も何もないのですがcoldsweats01

昨年は個人的にチャレンジの年でした。

新しい仕事や仲間との出会いに刺激を受け、とにかく今の自分に与えられたことを精一杯やろうと息もつかずにずーっと走っていたような気がします。

今年は、野菜や果物といった人々の口に入るものを扱っているという緊張感や使命感を持ちながらも仕事を楽しみ、もう少し余裕を持ってプライベートも充実させたいものです。

野菜が沢山食べられる料理の提案をしていくためにもレパートリーももっと増やしたいし、フルーツを入れたスイーツ作りにも挑戦してみたいし、あと毎日欠かさず見ている「カーネーション」の影響でまた洋裁や刺繍も始めたくなってきたしhappy01・・・ってとにかくやりたいことは山ほどあります。

そして、もちろんブログの更新も(って、これはあまり宣言しないほうがいいか^^;)。

心配や不安を掻き立てられるようなニュースばかりですが、明るい話題が少しでも多い年になるといいですね。

2012年が皆様にとって素晴らしい年となるよう、心よりお祈りしておりますclover

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11 October 2011

ひっそりと15周年^^;

みなさま、お変わりございませんでしょうか?

お陰さまでこんぐらは15周年を迎えましたbirthday

10年が過ぎてからは、"15年を目指して盛り上がるぞ~rockhappy01" という思いがあったのですが、これじゃ~盛り上がるどころかもはや風前の灯ですね。

平日は仕事から帰ってクタクタになった体を休めたあと気になる野菜や果物についてあれこれと調べているとあっという間に一日が終わってしまい、週末は諸々の事情で実家に帰ることが多いので、なかなか更新ができず歯痒い思いをしています。

草稿中のネタがいくつも溜まっているので、色褪せないうちに過去日付更新で少しずつUPしながら、一日も早くリアルタイム更新ができるように頑張ります。

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さて、この夏に出た新譜、待ちに待った カウフマンとの 《フィデリオ》 (ルツェルン管)、アレグリーニとのホルン協奏曲全集 (モーツァルト管)に続いて、モーツァルトの新譜が続々と登場しますね。

まずは、モーツァルト管との交響曲集第2弾 「交響曲第39番&第40番」 。

続いて 協奏曲シリーズ第2弾 「協奏交響曲、フルートとハープのための協奏曲」 。

39番は初録音ですかね?

ここへきてアバドのモーツァルトの最新録音がまとめて聴けるなんてめっちゃ嬉しいですhappy02heart02

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16 August 2011

フェスタサマーミューザ 2011

今年の夏も行ってきました。サマーミューザnote

Summermuza_2011

ホール復旧に向けての発表を聞いた時、今年はサマーミューザの開催は無理だろうとどれだけがっかりしたことか・・despair・。
それだけに、川崎市内の各ホールで開催すると知った時はもう嬉しくて嬉しくてhappy01

"まさかこんな形で実現するとは!" という驚きと喜びと、そして一抹の不安を胸に幕を開けたフェスタでしたが、熱の入った演奏から受ける感動は会場がどこであろうと変わりません。

そんなわけで、今年も例年と同じように楽しむことができて満足しています。

今年は以下の5公演を聴いてきました。

7月27日(水)
東京都交響楽団

指揮:小泉和裕
ヴァイオリン:渡辺玲子

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

(テアトロ・ジーリオ・ショウワ)

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7月31日(日)
新日本フィルハーモニー

指揮:クリスティアン・アルミンク
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト

ウォルトン:ヒンデミットの主題による変奏曲
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容

(テアトロ・ジーリオ・ショウワ)

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8月8日(月)
神奈川フィルハーモニー

指揮:金聖響

マーラー:交響曲第9番

(テアトロ・ジーリオ・ショウワ)

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8月10日(水)
日本フィルハーモニー交響楽団

指揮:園田隆一郎
ピアノ:河村尚子

ロッシーニ:歌劇「絹のはしご」序曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」

(エポックなかはら)

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8月14日(日)
フィナーレコンサート

東京交響楽団

指揮:ヨエル・レヴィ

プロコフィエフ:古典交響曲
ベートーヴェン:交響曲第4番

(サンピアンかわさき)

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テアトロ・ジーリオ・ショウワとサンピアンかわさきは今回が初めて。
こんな機会でもないと恐らく行くこともなかったんじゃないかと思うと、こういう企画も悪くないな~って感じです。

サンピアンかわさきは駅から遠いのでともかくとして(^^ゞ、テアトロ・ジーリオはなかなかいいホールでしたよ。

どれも素晴らしい演奏会でしたが、中でも感動的だったのは神奈川フィルのマラ9と東響のフィナーレコンサート。

アルミンク&新日フィルもよかったし、地元のエポックなかはらで日フィルが聴けたのも思わぬ収穫でした。

神奈川フィルのマラ9は、客席もほぼ満席。
艶めかしさはないけど爽やかさや若々しさを感じる実にのびやかで気持ちのいいマーラーでした。

終楽章ではアバドの演奏会の時と同じように、ステージの照明がだんだん暗くなる演出が用いられていましたが、これって最近の流行りなんでしょうか?
拍手までの長い沈黙がこの演奏の素晴らしさを物語っていました。

フィナーレは東響らしい歯切れのよい演奏が聴けて "ああ、やっぱりこのオケは好きだなぁ!" と改めて実感させてくれたような演奏会でした。

指揮は東響と初共演のヨエル・レヴィ。
軽快でリズミカルなプロコもよかったけど、正統派のベートーヴェンがすごく新鮮に感じられて嬉しかった!

アンコールのコリオラン序曲がこれまたいい演奏で、このコンビでベートーヴェンの全集を是非出して欲しいと思ってしまったほどです。

ただ、どのコンサートも良かったからこそ、"これをミューザで聴きたかった!!!" という気持ちは毎回ありました。
来年もこのスタイルで開催するのでしょうから、再来年こそ・・・!
本当にホールの再開が待ち遠しいです。

ミューザが復活しても、サマーミューザの期間中はこんな風に市内の各ホールで室内楽やリサイタルなどを開催するのもいいかもしれませんね。
なんてったって「音楽のまち・かわさき」ですからhappy01

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06 July 2011

東京交響楽団のメンバーによる華麗なる金管五重奏

MUZAナイトコンサート「東京交響楽団のメンバーによる華麗なる金管五重奏」を楽しんできました。

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【曲目】
ヨハン・シュランメル・・・ウィーンはいつもウィーン
ヨハン・セバスチャン・バッハ・・・目覚めよと呼ぶ声あり
ジャック・オッフェンバック・・・「天国と地獄」よりカンカン
リチャード・ロジャース・・・サウンド・オブ・ミュージックより
讃美歌・・・アメイジング・グレイス
ベニー・ゴルソン・・・アイ・リメンバー・クリフォード
リー・ハーライン・・・星に願いを
エロール・ガーナー・・・ミスティ
ファッツ・ワラー・・・浮気はやめた
ビリー・ストレイホーン・・・A列車で行こう

【出演】
第1トランペット:佐藤友紀
第2トランペット:大隅雅人
ホルン:上間善之
トロンボーン:荻野昇
チューバ:渡辺功

(2011年7月5日 / エポックなかはら)

5月の ポジティフオルガンとソプラノによる音楽 の時と同様、今回もミューザの代替ホールとして我が家の最寄ホールである "エポックなかはら" が会場。

金管アンサンブルってことで、吹奏楽をやっている学生さん達も来ていたのかもしれませんね。客席はそこそこ埋まっていました。

1曲目の 「ウィーンはいつもウィーン」 が終わるとテューバの渡辺さんがマイクを持ってメンバーの紹介karaoke。人柄のめっちゃ良さそうな外見と^^;おちゃめなトークに "あー、やっぱり金管人はいいなぁhappy01" と親近感が湧いてきて、ステージとの距離がグッと近くなりました。

途中、それぞれの楽器が1曲ずつソロを受け持ちながら特徴を活かした響きを聞かせてくれましたが、中でもトランペットのアメイジング・グレイスは佐藤さんの素晴らしい音に酔いしれて感動。

ここ数年、"東響のラッパは私好みの音♪" とずっと思っていましたが、この日から私は完全に佐藤さんのファンになりましたheart04

次の曲のソロを受け持つメンバーや楽器の紹介をそれぞれが順番にしていくので、客席も一体となって結構和んだ雰囲気にhappy01

最後の曲であるA列車の前に "A Song For Japan" という曲が演奏されました。

東日本大震災義チャリティコラボプロジェクトにより、被災した方々を応援するために作られた曲だそうです。

こちらのサイト ではこの A Song For Japan を世界中のトロンボーン奏者達が心を繋いで贈る動画を見ることもできますが、何度見ても泣けてきます。

音楽の力って凄いなぁ。

ブラスの魅力をたっぷりと堪能した夏の夜でした。

しっかし、これで1000円とは安いっsign01

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26 June 2011

マエストロのお誕生日

Buon compleanno, Claudio!

今日でマエストロは78歳になりましたbirthday

先月はベルリンフィルと素晴らしいマーラーを演奏したばかりですが、その後もモーツァルト管をはじめとする若い演奏家たちへの教育などが高く評価され、セゴビアで行われた Premio Don Juan de Borbón de la Música 2010 の授賞式に参加したりと、相変わらず活躍が眩しいshineばかりのマエストロです。

そんなこんなで、最近はネットのニュース等で素敵な笑顔を見る機会も増えて嬉しい限りhappy01

Premio_2011

"いつまでもいつまでもこの笑顔を見ていたいconfidentheart04"

そう思いながら、また少しだけ皺が増えた(でもカッコイイ!)写真をじーっと眺めては、今までひたむきに音楽の道を極めてきたこの穏やかな巨匠の存在の大きさを改めて思い知るのでした。

今日は、そんなマエストロと同じ時代にこうして生きていられることに心から感謝をする日でもあります。

マエストロの健康とこれからの活躍に・・・そして素敵な笑顔に、乾杯~っsign03 beerwinebar

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素敵なお誕生日をお過ごしくださいねhappy01

さて、今夜は何を聴こうかな~note

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21 June 2011

アバドの「大地の歌」

プレミアムシアターで放送された 「マーラー没後100年記念演奏会」 を鑑賞しました。

もう素晴らしすぎて言葉になどならないのですが、観たまま聴いたまま感じたままの簡単な感想を綴っておきたいと思います。

ここ数年のベルリンでの演奏会は、いかにもアバドらしいプログラムが組まれており、ルツェルンで取り上げる大曲とはひと味もふた味も違う、言うなれば通好みの演奏が展開されていましたが、今回のマーラー没後100年記念演奏会では、そんなアバド&ベルリンフィルが今まで長い年月をかけて積み重ねてきたものが "今だ!" とばかりに一気に発散された、集大成ともいえる演奏会だったように思います。

前半の10番のアダージョは、先日デジタル・コンサートホールで鑑賞した5月15日の演奏よりも高い集中力と緊張感に包まれ、これぞアバド&ベルリンフィルのマーラー!という素晴らしい演奏でした。

うーん、これはプログラムの違いによるものなのか、それとも実際の演奏がそうだったのか、もちろん私にはわかりませんが、気がつけば息をするのも忘れてしまうほど入り込んでおりましたcoldsweats01

「大地の歌」 が始まる前に、ホルンセクションの面々が気合いを入れて楽器に息を入れている姿が印象的でした。

オッターとカウフマンが登場。
二人とも大好きな歌手なのでアバドと共にステージに出てくるだけで夢のような興奮がlovely

そして、それぞれが立ち位置についてアバドとしっかり目を見合わせるあたりは、この演奏がどれほどのものになるのかを物語っているような気がしてゾクゾクしてしまいました。

第1楽章からベルリンフィルの底力を見せつけられるかのような壮絶な演奏。
カウフマンの熱い歌いっぷりがいいっっすね~sign01

そしてそして、オッターの声は本当に大好きだぁ、と改めて思いました。
キンキンしない柔らかい表情がたまらないですね。

久しぶりにオッターを見ましたが、実にいい感じに美しく歳を重ねていて嬉しくなりました。

若きカウフマンの情熱的な声と円熟したオッターの味わい深い表現力。
もう、これ以上は望めないような最高の組み合わせです。

そして、当たり前だけどやっぱりオケが巧い!
管の個々のレベルの高さ、弦の美しさは健在・・・いや、以前よりさらに磨かれている気がしました。

パユ、ナヴァッロをはじめとする木管、そして金管群が演奏をさらに締まったものにしてくれます。

アバドは珍しく譜面台を立て、時々スコアに目を落としながらの指揮でしたが、心配されたひと頃に比べるとまだまだ痩せてはいるもののその表情にはすっかり血気が戻り、実に力強いタクトさばきでした。

特に「告別」では眼光も鋭く一振り一振りに渾身の力が込められ、何だかマエストロが凄いことをやってくれる時のあの表情になっていたので、演奏の素晴らしさと相まって感慨もひとしお。

演奏が終わると、じわじわと込み上げてくるものがあって涙が止まりませんでした。

アバドもソリストもオケもみんなとても満足そうで、全員総立ちとなった客席(オーボエのマイヤーにガンツ、それから佐渡さんも姿もありましたね) の感動の中に自分もいるかのような気持ちになって何とも言えない幸せを噛みしめましたconfident

燕尾服姿のアバドはやっぱり一段と素敵heart04

元気そうなマエストロの姿に、そしてこの素晴らしい演奏にどれだけエネルギーをもらったことか。

もうすぐマエストロのお誕生日なので、今週はこの演奏を何度も見ながらアバドに浸る日々が続きそうですhappy01

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20 June 2011

メトの 《ドン・カルロ》

この感想、実はずーっとあとになってからようやく書き始めています。

レヴァインの降板に続き5月半ばにカウフマンのキャンセルを知った時はショックで眠れませんでしたcrying

"東日本大震災および福島第一原発の事故の影響を懸念した家族の強硬な反対" が理由と伝えられましたが、家族(奥様?)の気持ちも理解できるし、カウフマン本人もきっと残念に思っているに違いない・・・そう自分に言い聞かせたのですが、やっぱりショックは大きくて。

おまけに、ボロディナまで!

それだけでもがっくしなのに、《ラ・ボエーム》 のネトレプコのキャンセルの代役でフリットリまで 《ドン・カルロ》 を降りることになり、私は正直半分グレかけましたpoutimpact

そうはいっても、二人で10万円をつぎ込んで取ったチケットだから無駄にするわけにはいかないし。
そう、ここは存分に楽しんでこなくちゃsign01

せめてもの救いは、レヴァインの代役がファビオ・ルイジだったこと。
これは期待できそう。

NHKホールの入り口付近には今回のキャストの変更についての案内があり、それを見て初めて知った方もいたようでした。

ホールに入場すると、厚いプログラム(↓)が一部ずつ無料で配布されました。

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中を開くと 「ささやかな気持ちではございますが、今回の公演におきましては、すべてのお客様にプログラムを謹呈させていただくことにいたしました。」 と書かれていました。

スタッフや関係者も色々と大変だったんだろうなぁ。
思わずそんな苦労を感じてしまいました。

ヴェルディ: ドン・カルロ <全5幕 イタリア語上演>

指揮: ファビオ・ルイジ (※ レヴァインからの変更)
演出: ジョン・テクスター
舞台美術: デイヴィット:レッパ

【主なキャスト】
エリザベッタ: マリーナ・ポプラフスカヤ (※ フリットリからの変更)
エポリ公女: エカテリーナ・グバノヴァ(※ ボロディナから変更)
ドン・カルロ: ヨンフン・リー(※ カウフマンから変更)
ロドリーゴ: ディミトリ・ホロストフスキー
フィリッポⅡ世: ルネ・パーペ
宗教裁判長: ステファン・コーツァン

(2011年6月18日 / NHKホール)

第1幕を復活させた全5幕版での上演です。

ルイージの指揮はなかなか激しく、予想以上にドラマティックな演奏に嬉しくなりました。

カウフマンの代役となったヨンフン・リーは、ソウル出身、ニューヨークで声楽を学んだ期待のテノールですが、国際デビューが 「ドン・カルロ」、続くヨーロッパ・デビューも 「ドン・カルロ」、そして今シ ーズンも既にMetで新演出の 「ドン・カルロ」 を歌っており、彼の 「ドン・カルロ」 は冗談で 「ヨン・カルロ」 とも言われるほどのハマリ役だとかcoldsweats01

立ち上がりは若干気になる部分もありましたが、幕を追うごとにだんだんよくなり安定した名テノールの存在感をしっかりと植えつけた気がします。

4幕の途中で地震がありました。
客席は一瞬ざわつきましたが、舞台は進行しているのですぐに皆静まりました。

オケのメンバー達はきっとビビッただろうなぁ・・・coldsweats02

2年前のスカラ座の来日公演でもそうでしたが、今回もやっぱり国王が深い孤独の中で苦悩をを歌い上げる場面にグググッと引き込まれました。
キャストもスカラ座の時と同じパーペ。

カーテンコールでパーペに続いてブラボーが多くかかったのがロドリーゴを歌ったホロストフスキー。熱演でした。

ただ、最後まで "あー、これがカウフマンとフリットリだったら全然違っただろうな~despair" という思いが消えることはありませんでした。

リーが身につけている衣装はどれもカウフマンにあまりにも似合いそうなものばかりだったので、思いはさらに強くなるばかり。

でも、海外の警戒ぶりを知れば知るほどこうして来日してくれただけでも感謝しなくてはですね。

カーテンコールが終わると8時を回っていました。
5時間以上に及ぶ舞台は、レヴァインもお目当ての歌手もいない、ちょっぴり残念な初MET体験となりました。

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12 June 2011

ウルバンスキ&東響

ウルバンスキ&東響を聴いてきました。
お目当ては諏訪内晶子のシマノフスキとショスタコです。

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【曲 目】
ルトスワフスキ:小組曲
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 作品61
ショスタコーヴィチ:交響曲 第10番 ホ短調 作品93

Vn:諏訪内晶子
指揮:クシシュトフ・ウルバンスキ
東京交響楽団

(2011年6月11日 / サントリーホール)

演奏会冒頭、東京交響楽団 専務理事である大野氏よりご挨拶がありました。
ミューザが被災したこと、そして修復については 「正直、2年は長いが下を向いてばかりはいられない。上を向いて頑張っていきたい」 と語っていました。

川崎市民としては、"これからもっともっと東響を応援していこう!" という思いが強くなるとともに "同じプログラムだったら今日のサントリーじゃなくて明日のテアトロ・ジーリオ・ショウワにすればよかった" という反省も・・・。

さて、注目度上昇中のポーランド人指揮者ウルバンスキ。
まだ28歳という若さでありながら既に堂々とした風格さえ感じるほどの落ち着いた雰囲気を持っていますが(結構イケメン?)、熱く鋭い指揮ぶりからは徹底した音楽への集中力を感じました。

ルトスワフスキの小組曲は、吹奏楽の課題曲にもありそうな感じで、妙に懐かしさと親近感を覚えました。
東響の響きがたまらなくよかった~sign01

1曲目が終わった段階で "むむ、ウルバンスキ恐るべし" という印象。

シマノフスキのヴァイオリン協奏曲は、ヴァイオリンがほとんど休みなく弾き続け聞かせどころが難しい曲ですが、完璧な演奏でぐいぐいと曲を盛り上げていくあたりはさすがは諏訪内晶子。

アンコールは、J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番よりアンダンテをしっとりと聴かせてくれました。

ショスタコの10番は、東響の素晴らしさを余すところなく堪能することができる演奏で大満足でした。
時々パントマイムっぽい動きが加わるウルバンスキの指揮からは、その奇才ぶりが窺われ、東響が本気で食いついて演奏しているのがよくわかりました。金管もいい音で鳴ってたなぁnote

終演後は長い拍手が続きましたが、最初のカーテンコールでオケがウルバンスキを称えていたのが印象的でした。

ジメジメとした湿気もカラッと吹き飛ばすような演奏会。

この抜群のコンビ、次回が楽しみです!

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